中国の英字紙チャイナ・デイリーは25日、中国四川省などで昨年12月、有害物質メラミン混入の乳製品が販売されていることが発覚し、衛生当局が店頭からの撤去を命じ調査に乗り出したと報じた。
問題になっているのは山東、遼寧、河北各省の食品製造業者3社が2009年3~4月に製造したアイスクリームなど乳製品。いずれも乳幼児が腎結石などになった2008年の事件発覚後の製造で、業者が原料として購入したミルク粉にメラミンが混入していたという。 業界関係者は、「当時回収したものの残りを業者が保管し、管理が行き届かない状況にあった。問題はxxに解決していなかった」と証言しており、事件で回収されたはずの製品が今も市場に出回っている可能性が出てきた。 |